看護

新人看護師の辛い3ヶ月目を乗り超える方法5選【現役指導者は語る】

今回の記事では、新人看護師の辛い3ヶ月を乗り越える5つの方法についてお話ししていきます。

入職して3ヶ月、そろそろ職場にも慣れてきた頃でしょうか。

やりがいを感じている方残念ながらそうではない方様々いらっしゃることと思います。

初めは指導されていたことでも、徐々に自立して実施しなければならないこと、周囲の動機と比べてしまったり、課題がクリアできない。ミスが多い。知識が定着しない。

どっちかというと、辛い毎日なのではないでしょうか?

私も、3ヶ月目では既に月の残業時間が100時間に達していたので、社会人になってからのギャップがすごく辛く、吐きながら仕事をしていたことを覚えています。

7年目の看護師なった今、指導者として、また教育担当者として3ヶ月目の乗り越え方を説明していきます

・新人看護師で3ヶ月目の方

・課題が乗り越えられない方

・辛い日々から抜け出したい方

参考にしてください。

辛い3ヶ月目を乗り越える方法5選

先輩看護師や他病院の同期がどうやって乗り越えているのか?

気になりますよね。

自分だけが取り残されている感覚。すごいわかります。

私はこれまでに3人の新人看護師を育ててきましたが、その子たちが無事に3ヶ月目を乗り越えることができました。

そこで、指導した内容を振り返りながら、どのように乗り越えてきたのか、実体験も含めて紹介していきます。

・1日1つの課題をクリアする

・申し送りから学ぶ

・「なぜ?」を意識する

・自由時間の確保

・転職サイトに登録して情報収集する

以上の5つです。

これをするだけで3ヶ月目は乗り越えられるので、もう少し細かく説明していきます。

1日1つの課題クリア

3ヶ月目に入り、知識が足りていないことに焦りを感じている新人看護師さんもいると思いますが、それは当たり前。

ここをしっかりと理解していないと、同期と比較してしまって差を感じてしまったり、自分を追い込んでしまうので注意が必要です。

とは言え、不安になるのも共感できます。

じゃあ、どうすれば良いか?

毎日たくさんの量を勉強する必要はないので、その日の勤務でわからなかったことを一つ調べてみましょう

調べた知識を業務で使うことができれば一歩成長です。指導者も感が鋭いので、勉強していることはしっかりと伝わります。看護師は感が鋭いのです。

逆に、指導者が丁寧に一から教えたことを、全くメモ取らない。振り返りも一切しない。となると、それは非常に残念。評価が下がるので、メモだけは取りましょう!

申し送り

患者を看ることは本当に大変ですね。

いつも足りない視点について指導されていると思います。要領悪いとか言われますか?そんなこと言われた日には凹みますよね。

「どうやったら先輩看護師さんのように患者さんを観察することができる?」

いつも悩んでは、考えてもわからないですよね。

実は、そのコツは申し送りの中に隠されています。

申し送りでは、要点をまとめて夜勤者に送っているので、その日見ている重要な視点が湧かんります。近くで少し聞いてみましょう。

どんなに勉強していても、視点が違えば看ていることにはならないですからね。

申し送りで聞いた項目をメモしておいて、次の日にその項目に沿って情報収集してみましょう。すると、少し様になったような気がします。

一つの観察ができるようになったり、アセスメントが出来ただけでも自信に繋がったりするものです。そういった成功体験を増やしていけば、いつの間にか乗り越えることができます。

ここで質問!

情報収集に苦戦している方いますか?

患者を看るのに必要なのが「情報」です。

どんな点滴している?どんな処置?血液データは?バイタルサインは?

それらを情報収集するために、朝早く出勤。新人の頃は時間がかかるものです。

効率良く情報収集する方法について知りたい方は、情報収集についてまとめた記事がありますのでそちらもご覧ください。

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3ヶ月目を乗り越えるのには、必要なこともたくさん書いてありますよ。

「なぜ?」を意識する

全ての業務に対して「なぜ?」と考える。これは看護師として非常に大切なこと。

普段の「業務リスト」があると思います。名前は違っても、その日に行う処置などが書かれているものです。

日勤が始まる前に1日の計画を立て、業務を行っていくと思いますが「ルーティンワーク」になっていませんか?

指示されている点滴交換する。書かれている処置を行う。薬を与薬する。

全ての根拠を答えることができますか?

全ての行動には目的が存在します

学生の頃、実習指導者にたくさん突っ込まれましたよね?当時は「そんなの知らんわ!」とか思っちゃったりして。。

でもこれは、すごい大切なこと。

「なぜ?」を意識するクセをつけることにより、根拠を持って行動することができます。そうしないと、やってはいけないこと、する必要のないことをしてしまうリスクがあるのです。

それはやがて、大きなアクシデントに繋がります。新人のうちから考えてもらうために、指導者や先輩看護師は繰り返し聞くのです。

最初はすぐには答えられないでしょう。だって、知識がないのだから。それは良いのです。

調べるだけで、それが勉強になります。3ヶ月目はここが正念場。その繰り返しで、知識が増え、根拠を持って処置ができるベテランナースに成長していきます。

自由時間の確保

毎日忙しい業務で本当に疲れますよね。7年経った今でも「看護師って大変だな。」と思いながら過ごしています。

ただ、知識がない、毎日怒られていた新人看護師の立場の時が一番疲れます。

3ヶ月目は疲労が溜まってくる頃です

私はこれまで育ててきた新人さんに必ず伝えていることがあります。

それは、自由時間を確保すること。

1日1時間以上、休日は半日以上は必ず仕事以外のことをする時間を設けるようにしましょう。寝てても良いです。デートしても、映画見ても、なんでも良いです。

看護師といっても、人間です。自分の体や心があってこそ、他人の看護です。

遊ぶこと、だらけることも心のケアに繋がります。

私は、新人の頃から毎月100時間の残業をして、仕事以外のことはほとんどできませんでした。機械のように働く毎日。人間らしい生活なんてありません。

そんな生活をしてほしくないからこそ、自由時間は必ず確保しましょう。

転職サイトに登録して情報収集する

患者の情報収集も大切ですが、病院の情報収集もしておきましょう。

なぜか?

いつでも転職できるようにするためです

3ヶ月病棟にいれば、何となく自分に合っているのか、そうでないのか少しずつわかってきます。「たった3ヶ月で何がわかる?」と先輩看護師に怒られそうですが、辛いことをただただ3ヶ月続けているだけでわかります。

3ヶ月で残業200時間とかだったら、何となく酷い病棟であることがわかるように。

私は無駄に3年もガマンしましたが、さっさと転職した方がマシな程酷い病院はたくさんあります

「自分が働いているのはブラック病院?」

心配しているそこのあなたのために、ブラック病院かどうか把握できるチェックリストの記事をまとめています。

ブラック病院で働いた経験から、男性看護師転職に役立つ【ブラック病院チェックリスト】作ってみた。今回は、ブラック病院についてお話ししていきます。 看護師で働いている人の中でも、自分の病院ブラックなのでは?と疑問に感じている方も...

是非照らし合わせて見てください。

他の病院を調べることは決して悪いことではありません。むしろ、少し精神的にゆとりができるのでオススメの方法です

まとめ

新人の辛い3ヶ月目を乗り越えるには、1日1つの課題をクリアしたり、申し送りから患者を観察するポイントを学んだり、自由時間を確保する方法があります。

誰もが通る「3ヶ月目」を簡単に乗り越える人もいますし、乗り越えられない人もいる。

辛くて辛くてどうしようもない新人看護師のヒントになれたらと思うばかりです。

頑張ってとは言わないので、少しでも楽に3ヶ月目を乗り越えられるように応援しています。

ABOUT ME
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現役男性看護師irohas(いろはす)です。看護師1年目より月間残業70〜100時間という地獄のような日々を3年間過ごし、転職したのちに充実した毎日を手に入れることに成功した一人です。看護師の働き方や、転職方法、仕事術を発信していきます。