「今日こそは定時で帰る!」と決めたものの、気が付けば2時間の残業。
こんな日々をお過ごしではないですか?
定時で早く帰る人はあるコツが掴めているんです。
私は新人で大学病院に勤め、月70〜100時間の残業を経験。転職したのちに、月10時間まで減らすことができた看護師です。大学病院にて、要領良く仕事をする方法を学びました。
できることなら定時で帰りたいと思うことは当たり前!そこで、定時で帰るためのラウンドのコツだったり、要領がいい人の特徴を伝えます。
この記事を読めば、定時で帰れるようになるため、プライベートが充実します!
3分もあれば読めるので、明日から定時で帰りましょう。
目次
看護師が定時で帰るコツ5選

早速、定時で帰るためのコツを伝えていきます。メモのご用意を。
仕事が早いと言われている人はあるコツが自然と身についているんです。そこに気付けるかが重要になってきます。
定時で帰るコツは以下5つです。
・時間管理ができる
・多重課題が早くこなせる
・隙間時間の使い方が上手
・ラウンドが早い
・頼める仕事を見つけることができる
さて、今の自分に当てはまる項目はいくつありますか?
これらを全て習得することができれば、定時で帰れる確率は格段に上がります。もちろん、例外もありますが、それは後ほど紹介します。
各項目について順番に説明していきます!
時間管理ができる
業務開始前にスケジュールは作っているでしょうか?
・点滴作成、交換
・清拭の時間
・OPE出し
・処置
それぞれ、自分が施行するのにかかる時間を考えながら処置する時間を決めておきます。
そうすることにより、全ての時間を無駄なく使うことができます。多少イレギュラーなことがあったとしても、自分がかかる時間を把握しておけば時間をずらしたところで問題ありません。
早く帰る人はこれが自然とできます。
多重課題が早くこなせる
看護師をやっていれば、いくつものことを同時にやらなきゃいけないことってたくさん出てくるんですよね。
「〇〇さんナースコール鳴ってる!」「〇〇さんポンプアラーム!」って言われても、自分は一人しかいないんじゃ!
それぞれ対応しているうちに、本来やるはずだった処置が遅れたりすることってありますよね。
一人で何でも解決しようとしないこと!
看護師はチームワークが大切。頼りになる先輩がいたらすぐに助けを求めましょう。早く帰れるコツを知っている人は、それだけ余裕があります。
2人でそれぞれ対応すれば、格段に仕事が終わるスピードは上がります。
頼んで怒られるようなら、そんな職場はすぐにでも辞めることをオススメします。
辞めたい方はこちらをどうぞ→看護師転職エージェント厳選3選

例えば、シリンジポンプ交換時間の時に、他の患者が検査に呼ばれたとします。
この時、どうしますか?
この場合、他の看護師に検査に行ってもらえれば、時間にゆとりができます。その間に点滴交換をして、お迎えだけこちらで行けば何の支障もありませんからね。
隙間時間の使い方が上手
スケジュールを作っていけば、予想よりも早く終わる時間が出てきます。
その隙間時間は、全て記録を書く時間に使いましょう。処置の合間に記録ができると、後半記録に割く時間が短くなるので定時で帰れる確率がぐんと上がるのです。
仕事の遅い人の特徴として、隙間時間を使って次の予定を考える人が挙げられます。これだと、記録をする時間が全く取れないので、結局定時を過ぎてから記録をして残業することになるんですよね。
先述したことと繋がってくるのですが、処置にかかる時間を把握し、誰かに依頼をしながら仕事することができれば隙間時間は必ず生まれます!
その隙間時間は10分かもしれない。もしかしたら、30分くらい余るかもしれません。それを全て記録に使うことができたら?
定時で帰るゴールが見えてきますね。
ラウンドが早い
「あの人受け持ち部屋のラウンド早いな」って思う看護師いませんか?
部屋回りに行ったと思ったら、すぐに戻ってきている人っているんですよね。一体どうやって回っているのか。
これは、患者の何を観察して、どんな情報を得るのか事前に分かっているから早く回ることができるんですね。
つまり、始業前の情報収集を効率よく行えるかどうかが重要になってきます。
・受け持ちの疾患や処置の経過
・使っている薬剤の効果
・手術の開始時間
・バイタルサインの経過
・ADLの把握
・夜勤帯の状況
こらら必要な情報だけを把握し、部屋回りをすれば観察点が分かっているので余計な時間が一切かかりません。
朝一で状況確認さえすれば、処置が今すぐにしなければならないものなのか、午後に回さないといけないものなのかがわかります。
情報収集についてのコツを知りたい方はこちら→怒られない情報収集のコツ

情報収集ができるということは優先順位がつけられるので、効率良く部屋回りを早く終えることができる。結果、時間に余裕が生まれるため記録も早くできて定時に帰ることができる。
全ては繋がっています。
頼める仕事を見つけることができる
1から10を一人でするのと、1から5を一人でするのではどちらが早く終わるのか?
もちろん、後者ですよね。
では、手伝いをお願いしても良い仕事内容とは?
・清拭
・検査の搬送
・準備後のオペ出し
・トイレ介助
この程度であれば、重なった時にお願いすることは十分可能です。
点滴交換だったり、皮膚の処置はしっかりと自分で観察しなければならないので、なるべく自分でするようにしましょう!
ただ、清拭だったり、トイレ介助はお願いすることでかなりの時間短縮にはなります。検査の搬送も意外と時間がかかったりするので余裕がある人がいたらお願いしたい。
逆に自分に余裕がある時は率先して手伝うことにより、他看護師から信頼を得ることもできます。
自分でしなければならないもの、頼める仕事を見極めることも定時で帰るには必要なこと。
どうしても定時で帰れない状況を変える1つの方法

先述した5つの方法を試しても全く状況が変わらない場合、定時で帰る方法は一つしかありません。
それは「転職」すること。
私自身、残業を減らすことはできても、定時で上がれる日は1日もありませんでした。物理的に無理な状況もあり、環境自体を変えるしかなかったのです。
定時が17時半だとして、17時に急患が来た場合、日勤で対応してたら定時で終わるわけがない。
それが転職してみると、毎日急患取っていた時代から、急患がほとんどない状態に変わりました。更に、鬼のような処置もなくなり、重患管理も少数のみ。
患者さんとのコミュニケーションを取る時間が多くなり、退院支援のためのカンファレンスにも参加できる。毎日定時で帰る日々から、看護師にやりがいを持てるようになりました。
有名な大学病院で働くことがだけが正しいと思っていましたが、実際は残業だらけのブラック病院。看護師自体を嫌いになってしまっては元も子もない。
定時で帰れるということは、それだけプライベートにゆとりがもてます。ブログに使える時間も増え、仕事以外のことをする時間が多くなる。
仕事ばかりをしていると、頭の切り替えができないがためにストレスがかなり溜まります。こうなってしまっては、モチベーションは下がるばかり。
仕事以外の時間はかなり大切なので、定時で帰るにはやはり転職が一番。
私が転職成功したサイトはこちら→2分で終わる転職エージェント

転職成功の為の注意点はこちら→現役看護師が教える転職エージェントの注意点

定時で帰って人生を充実させよう

定時で帰るコツは時間管理ができたり、隙間時間を有効活用していく必要があります。今回紹介した5つのコツは看護師としてのスキルアップにも必要なことなので是非意識しながら行動してみましょう。
それでも変わらない場合は、転職することをオススメします。
同じ看護師で仕事量が違うのに、給料が同じだったらすごい悔しいですよね?
無理にキツイ現場で働き続ける必要なんてありません。環境が変わっただけで、大げさではなく別世界のように思えたので、皆さんにも感じて欲しい。
また、「今急性期だけど、慢性期に変わったらどうなるの?」なんて思った方はいませんか?
実際、私は急性期から慢性期へ転職して人生が充実したので、気になる方は是非ご覧ください。
